はじめに

社会福祉法(昭和26年法律第45号)第44条において、社会福祉法人は、事業報告書、財産目録、貸借対照表、収支計算書及び監事の意見書を事務所に備えて置き、利用希望者その他利害関係人から請求があった場合には、閲覧に供しなければならないとされており、開示を義務付けています。更に平成24年度分から広く一般の方の閲覧が容易に可能となるよう、インターネット、広報等において公表すること。と厚生労働省雇用均等・児童家庭局長通達が発信されています。
つまり、近い将来、ホームページにて情報公開していない事業所は、法律違反に問われる可能性があります。
従いまして、まだ、ホームページを開設していない事業所は、ホームページ開設に向けて本気で取り組んでいかなければいけない時代が到来したことを自分のこととして認識する必要があります。

ホームページ開設の準備

ホームページを開設にするためには、まず、Webサーバを準備する必要がありますが、それは、上級者であり、まずは、レンタルサーバを契約して始めるのが一般的です。
レンタルサーバ業界には、たくさんの業者が乱立しています。特に安価で有名な業者では、@WAPPY、ミニバード、ロリポップ等々がありますが、使いやすく、通信が安定していて、機能的にも充実している、さくらのレンタルサーバが、お勧めです。マニュアルも充実しており、お問合せ対応などのサポートもしっかりしています。

レンタルサーバー さくらインターネット

幾つかのプランがありますが、ホームページ開設やメール運用程度であれば、スタンダードプランで十分でしょう。

さくらのレンタルサーバ スタンダード
年額 \5,147-

ただし、共用サーバのため、リスクもあります。共用サーバとは、1台のサーバ内に複数のドメインが共用しています。従いまして、コンピューターや通信機器1台1台に割り振られる識別番号であるIPアドレス(ネット上の住所みたいなもの)が同一になります。
そのため、共用サーバ内の、誰かが悪さをすると、そのIPアドレスは、危険分子と見なされ、ブロックリストに挙げられます。
その弊害は、メールアドレスに関係してきます。ある日突然、メールの送信が出来なくなる。あるいは、相手先の迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうなどです。
そのような状況になると大変です。まず、レンタルサーバに調査して貰い、対応策を講じて貰います。次にブロックリスト作成業者をネット上から検索し、自分のドメインをブロックリストから削除するよう要請します。また、シマンテックのブロックリストを活用しているフリーメールがあるため、シマンテックにも削除要請をする必要があります。これらの作業が反映されるには時間を要しますし、最悪の場合、要請が却下されることもあるでしょう。
この様なリスクを回避するためには、専有サーバを利用することが必要です。専有サーバは、1台のサーバを自分だけで専有しますので、自分さえ、悪さしなければ、ブロックリストに載ることはないでしょう。
しかし、共有サーバプランと比較するとその高額さに驚きます。安心安全を確保するために、高額な経費支出を行うか、安心安全を妥協し、低額なプランにするかは、サイト運営者次第です。

さくらのマネージドサーバ(専有プラン)
年額 \142,560-

折角、ホームページを開設するのであれば、この際、独自ドメインを利用しましょう。
ドメインとは、インターネット上で、ホームページのアドレスやメールアドレスに使用されます。自分好みの文字列で設定する場合、独自ドメインと呼ばれるのが一般的ですが、重複登録不可の原則により独自ドメイン登録業者に維持料を支払って運用します。これは、.jpや.co.jpなど末尾を指定して登録します。
レンタルサーバ業者が、幾つかの末尾を用意しているのがサブドメインです。こちらは、無料で使用できますので、末尾が気に入ったのであれば、サブドメインを利用するのも良いでしょう。

独自ドメイン管理・取得 レンタルサーバーはさくらインターネット
.org .net .info (gTLDドメイン)
年額 \1,852-

さくらのレンタルサーバの場合、独自ドメイン取得も設定も簡単にできます。また、サブドメインも充実しています。

ここまでで、ホームページを開設するための土台が出来たことになります。レンタルサーバは、契約手続きが完了すれば、即時あるいは1時間程度で使用可能になります。サブドメインを設定した場合も即時使用可能になります。ただし、独自ドメインについては、反映までに24時間程度を要します。
経費的には、サブドメインを利用した場合で、年額\5,147-、独自ドメインを利用した場合は、\6,999-となります。

ホームページ作成の準備

ホームページ開設の準備が出来たら、いよいよ、具体的な作成手順に移行していきます。
ホームページだけではなく、将来的には、ブログも始めようと計画を立てた場合、データの蓄積が課題となります。そのため、データベースにデータを蓄積していくこと、ページ間の連携をスムーズ化することを考慮し、CMS(Content Management System)を採用することにしましょう。これは、「Webコンテンツを構成するテキストや画像などのデジタルコンテンツを統合・体系的に管理し、配信など必要な処理を行うシステム」ですが、無料配付しているXOOPS(ズープス)やWordPress(ワードプレス)が有名です。IE(インターネットエクスプレス)上でホームページの管理者ページにログインすれば、インターネットが繋がる場所であれば、どこからでも更新作業が出来るので、職場や自宅でサイト構築作業ができます。
XOOPS(ズープス)の場合、大体、自分の思い通りにコンテンツをレイアウトできるので、イメージ通りのサイト構築が可能です。しかし、そのシステムは、結構、複雑なので手間が掛かります。また、プログラムの更新作業も、こまめに手動で行わなければいけないと言う大きな弱点があります。
WordPress(ワードプレス)の場合、プログラム本体は、自動更新してくれるので安心です。また、XOOPS(ズープス)より、システムが簡易なため、扱いやすいという利点があります。
XOOPS(ズープス)もWordPress(ワードプレス)も、各々、長所短所がありますが、比較的扱いやすいのがWordPressです。
デザインも無料のものが多数、配付されており、端末のサイズによって画面が適正表示される、レスポンシブデザイン対応も配付されています。
プラグインは、WordPressの機能を拡張するためのツールですが、自分のサイトのニーズに合ったプラグインを導入することが出来ます。これも、無料で配付されているので活用しましょう。

WordPress  日本語

さくらのレンタルサーバの場合、クイックインストールの機能があり、最新バージョンに近いバージョンを簡単にサーバ上にインストールすることが出来ます。

クイックインストール さくらのレンタルサーバ

にインストール方法が分かりやすく説明してあります。
これで、WordPressが使用できるようになりました。

魅力的なホームページとは

ホームページを構築するには、まず、内容となる材料を集めなければいけません。しかし、始めてホームページを作成する人にとっては、どんな材料が必要なのか、皆目見当がつかないことでしょう。そこで、何が必要なのか、ホームページのゴール地点をまとめてみました。
下記内容を全て満たしていれば、とても魅力的なホームページになります。
・事業所の名称、住所・電話番号等の連絡先が明示されている。
・事業所の近辺図など、場所を伝え所在を明らかにしている。
・電子メールによる問合せが可能。(問合せフォームの設置)
・事業所の概要など事業内容が説明されている。
・財務諸表・事業計画書・事業報告書等が情報開示されている。
・寄附金に対する所得税控除の説明をしている。
・児童が特定できないように配慮している。(写真の加工など)
・ウェブサイトにおける免責事項を明示している。
・スマートフォンや携帯電話で適正表示出来る。(レスポンシブデザイン)
・事業所本部ページへのリンクを張るなど、法人本部を紹介している。
・所属自治体の相談機関等を紹介している。
・事業所の活動内容をブログ等で報告している。(リピーターの確保)
・ホームページへの訪問者数を開示している。
・魅力的なコンテンツがある。
・ユーザビリティに配慮したページ構成としている。(使いやすさ)
・SEO(サーチエンジン最適化)対策を行っている。(検索結果ページ表示順の上位に自分のホームページが表示されるように工夫すること。)
・最も重要なことは、頻繁に更新されていること。
・デザイン性については、人によって評価が変わるので、とりあえず、センスの良いデザインであること。

大切な事はは、コンテンツ内容を充実させリピーターを得ていくことです。ユーザーの側面として、自分にとって有益と判断したサイトは、ブラウザの「お気に入り」に登録することでしょう。
では、どの様にして「お気に入り」をクリックして訪問してくれたと言うことが分かるかと言うと「アクセス解析」を利用します。この「アクセス解析」は、WordPressのプラグインもありますが、CGIプログラム等を配布しているサイトもあります。また、無料登録でやってくれるサイトもあります。この「アクセス解析」を利用することによって自サイトの傾向が調査できます。是非、導入することをお薦めします。

WordPressの使い方を学ぼう

WordPressでホームページやブログを開設するには、「学ばない」「努力しない」では、明らかに無理な話です。せめて、基礎知識程度は、学ばないと作業を進められません。
ホームページ作成業者に依頼して、ホームページを開設する方法もありますが、その場合、ホームページの仕組みを理解していないため、殆ど、更新作業が行われないなど、何年経ってもページ内容に変化がないと言うパターンに陥る場合もあります。
自分でサイト構築した方が愛着も湧き、更新作業も継続していくことになります。まずは、WordPressの基礎知識を学びましょう。1時間もあれば、使い方の知識は学べますので、チャレンジしましょう。
この基礎知識については、WordPressサイト構築の先輩が、マニュアルをまとめていますので、ご紹介します。

WordPressマニュアル-はじめてのWordPress。

WordPressの使い方-インストールから基本的な使い方まで

基礎さえ学べば、そんなに難しくないことが分かると思います。プログラミングやHTML(ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)等の知識は、必要ありません。文書作成ソフトのワードや一太郎を使える能力があれば十分です。最初から、「出来ない」と思えば、いつまで経っても習得することは困難ですが、「出来るよね」と思えば、必ず習得することが出来ます。つまり、気の持ちようと言うことです。

ホームページのイメージ戦略をたてる

インターネット上には、様々なホームページが公開されています。まずは、自分と同業種のホームページを閲覧し、イメージのとっかかりを掴みましょう。
ホームページは、大きく二つの要素で構成されています。

基礎的要素

・ホームページ名、管理者名(事業所名)
・コンテンツ内容
・シンボルマーク(事業所のロゴ)

ビジュアル要素

・コンテンツ案内、メニュー
・ホームページ デザイン センス(コンテンツレイアウト)

これらの要素で構成されていれば、とりあえずホームページの体裁は整います。と言っても、無計画に進めようとしても、中々先へ進まず、行き詰まることでしょう。
PLAN(プラン)目標を定めて計画を立てる
DO(ドウ) 計画に基づいて実行する
SEE(シー)フィードバック、結果を検討・評価する

まずは、トップページのレイアウトをイメージしましょう。キャッチコピーや写真、ホームページの紹介文、メニュー構成等をどの様に配置するかです。イメージが出来たら、WordPressの機能で、イメージ通りに構成できるのかを調べます。余程込み入ったイメージでない限り、殆どの場合、WordPressの機能でイメージ通りにレイアウトできます。
次に、いよいよ、トップページの作成作業に入ります。最初は、基礎知識を駆使して、体裁を整えていきます。大切な事は、調理で言えば仕込み作業の部分です。あらかじめ、文章や写真、イラスト等の材料を準備しておけば、効率的に作業を進めることが出来ます。 一通りの作業が完了したら、できあがったトップページを検証します。可能な限り、自分以外の人に評価を求めた方が、客観的な検証が出来ます。修正点等が、明確になれば、見直し作業を進めていきます。そして、ある程度納得できる状態になったら、トップページの完成です。
トップページが完成する頃には、WordPressの基礎能力は習得出来ていますので、サブページを作っていく作業は、それほど敷居の高い工程ではないはずです。そして、サブページも完成する頃には、技能がアップしていますので、次のステップへの欲が芽生えてきていることでしょう。

ホームページをカスタマイズ

WordPressのデフォルトテーマもレスポンシブデザイン(スマートフォンや携帯電話で適正表示)で出来ていますので、これでも十分、素敵なホームページができますが、デザインを選ぶに当たっては、選択肢が欲しいと誰もが願うことでしょう。
そこで、Webデザイン紹介ページを参考までに推薦します。

レスポンシブWebデザイン対応のWordPress無料テーマ10選

レスポンシブWebデザイン対応の無料HTMLテンプレート10選

WordPress無料テーマ-テンプレート紹介サイト

WordPressの最初の作業は、「設定」項目の記入ですが、日本語版のWordPressを使っていれば、項目が日本語なので容易に書き込んでいけます。その中から注意が必要な部分をピックアップしてみました。

一般設定

サイト名は、「施設名」だけではなく「児童養護施設 施設名」としたほうが、SEO対策上有効です。
タイムゾーンは、世界標準時間がUTCで日本は、それより9時間の時差があるので「UTC+9」を選択します。

投稿設定

更新情報サービスは、検索エンジン等に新しいページをお知らせする機能です。初心者の場合、「PINGOO」のサービスを利用しましょう。無料登録です。
登録後、http://pingoo.jp/ping/と書き込みます。

表示設定

フロントページの表示は、ブログページであれば、最新の投稿にチェック、ホームページ等の固定ページであれば、固定ページにチェックを入れます。

パーマリンク設定

カスタム構造をチェックし、空欄に/%category%/%postname%/と書き込みます。

ホームページに様々な機能を持たせるためには、プラグインをインストールし有効化する作業が必要ですが、殆どの場合、英語表記なので、ファーストアクションで挫折してしまいがちです。
最低限必要である、あるいは、導入すると便利なプラグインを紹介します。実際にインストールする場合は、プラグイン名で検索すると、諸先輩たちのインストール方法や使い方を説明するページがありますので、参考にしましょう。

Akismet
コメントやトラックバックの内容をチェックしてくれるスパム対策サービスです。海外からのスパムコメントが膨大ですので、必ず有効化します。有効化するためには手続きが必要です。

Count Per Day
アクセスカウンターのウィジェットを設置することができ、アクセス解析機能も付いています。

FancyBox2
画像をクリックするとオーバーレイで拡大表示できます。

Google XML Sitemaps
検索エンジン向けのXMLサイトマップを作成したり新しい記事を公開した時に自動的にサイトマップを更新してくれます。

Link Manager
サイドバーにリンク一覧を表示するにはリンクウィジェットを使用しますが、まずはLink Managerプラグインをインストールし、リンクウィジェットを有効化します。

MapPress Easy Google Maps
サイトにGoogle Mapを埋め込み表示します。案内地図等で活用します。

WP Multibyte Patch
WordPressをマルチバイト文字(日本語のひらがなや漢字など)に最適化してくれます。必ず有効化しておく必要があります。

AJAX Thumbnail Rebuild
過去の記事のアイキャッチ画像を、現在の設定のサイズにワンクリックで変更できます。

Contact Form 7
問合せフォームを簡単に作成できます。

Ktai Style
WordPress ページを日本の携帯電話対応 (5キャリアおよびスマートフォン対応) にします。

TinyMCE Advanced
WordPressの投稿画面の編集ボタンの種類を増やし、HTMLやタグの知識がなくてもワープロ感覚で編集できます。

VK Block Editor
簡単に段組みを設定できます。

WP Post Columns
雑誌のレイアウトの様にカラム分割が可能になります。レイアウトデザインの幅が広がります。

「WordPress (ワードプレス) は、オープンソースのブログ/CMS プラットフォームです。セマンティック Web、コードやデザインの美しさ、Web 標準、ユーザビリティなどを意識して開発されており、無料でダウンロードして使うことができます。」とWordPress 日本語公式サイトで説明されていますが、高価なホームページ作成ソフトを購入しなくても、この無料ソフトで機能的に満たされています。
何よりも、世界中の多くの先輩ユーザーが、テーマやプラグインを無料で提供していたり、仕様書的な内容を開示してくれたりしています。また、質問に答えてくれるサイトも存在しますので、作業途中で行き詰まっても、手助けしてくれる存在が世界中にいると言うことになります。
初めの一歩、まずは、一歩踏み出してみましょう。あなたの事業所をインターネット上の一員に加えることによって、誰かが、あなたの事業所を発見し、応援してくれるかも知れません。

質問への回答

Q. ホームページを公開したことでのメリットと思われることは。
A. IT化による啓発活動で、より多くの皆さんに児童養護施設を理解していただくことが最大のメリットです。

Q. ホームページを作成したことで発生した問題点・デメリットと思われることは。
A. 掲示板の運営は、避けた方が無難と考えられます。適切な書き込みも勿論あるのですが、誹謗中傷的な書き込みもあり、アダルト系等の宣伝書き込みもあり、削除作業に追われてしまいます。
また、適切な書き込みについては、懇切丁寧に回答する必要があるので掲示板を管理する職員が毎日掲示板をチェックする習慣化が重要になります。
とりあえず、パンフレット的な内容で公開していきましょう。本来は、更新作業を行い、常に最新の情報を発信していくことが重要なのですが、直接処遇の現場は日々の業務で忙しいので滞ってしまいます。つまり、ホームページは公開したが情報発信のネタ集めに苦労すると言うのが、大きな課題になります。
ホームページの運営には、必ず管理人が必要です。それも、パソコンやインターネットに関心と興味を持っている職員が必要不可欠な条件になります。

Q. 今後、課題と考えられる事柄がありますか。
A. 子どもたちのプライバシー保護の観点から、写真の取扱いや、文書上でも、どの程度の内容までが、プライバシーに抵触しないかの判断等が求められます。施設運営としては、運営内容を情報開示することが求められますが、子どもたちの側面から考えると、施設での生活そのものがプライバシー情報になります。

Q. メールアドレスを掲載している施設の方にお聞きします。どのような問い合わせがありましたか。また、苦情などのメールに対してどのような対応をしておられますか。
A. 児童養護施設に関する質問、寄附金・寄贈品の申し出、40年から50年前の出身者から生い立ちに関する問い合わせ、求人の問い合わせ、ボランティア活動への問い合わせ等々が主な内容になります。
メールが来たら、極力速やかに回答を送信することが大切です。問い合わせの内容によって、各部署に回答依頼を行います。この手間は、結構大変ですので、根気がいると思います。
苦情メールも希にありますが、ほとんどは、根も葉もないことなので保留しています。それよりも迷惑メール対策として、メールアドレスを公開するのではなく、メールフォームで対応した方がベストです。

さいごに

事業所のホームページを設置すると言うことは、児童福祉の啓発に大きく役立ちます。また、各々の事業所が持つ、貴重な情報を開示し、全国に発信していくことも重要な役目の一つです。
一般市民は、寄附や寄贈を検討する時、インターネットでの検索を主に利用します。電話帳で探して問合せの電話をされる方もいますが、圧倒的に問合せフォームより問合せされるかたのほうが多い現状です。つまり、ホームページを公開していなければ、一般市民の方に事業所を発見して貰うことが困難な状況です。反面、ホームページを公開していれば発見して貰えると言うことになります。
ホームページを閲覧するデバイスには、パソコン・スマートフォン・タブレット・携帯電話等がありますが、パソコンとスマートフォンやタブレットのアクセス割合は、大体同じくらいです。もし、パソコンでは適正表示出来るが、スマホやタブレットでは適正表示出来ないと言うことであれば、本来、閲覧するだろう人数の半分を失っていることに他なりません。そのために、レスポンシブデザインが重要なのです。
冒頭に書いている通り、法的に義務づけられますので、ホームページ開設を義務として捉え、チャレンジすることを強く勧めます。ファイト!