伝えたい記憶
私たちひとり一人は、記憶を持っています。その記憶は、どんなに大切な記憶でも、歴史の一端に関わった記憶でも、忘却と共に抹消されてしまいます。
記憶は、音声、動画、写真、文字など、様々な媒体で、共通の記憶として残されていきますが、それは、ほんの一部です。 世界の片隅の小さな記憶の断片、刻み込まれることのない人々の記憶は、無数に存在します。そして、伝えたいこと、知って欲しいこと、いつまでも憶えていたいことなどが、忘却の彼方へと去って行くのです。
世の中にとっては、些細な出来事でも、その人にとっては、歴史の1ページです。私の記憶の中にも、伝えたいこと、伝えなければならないことがあります。その記憶の断片を文字として残しました。
第一章 阪神・淡路大震災の記憶
第二章 韓国の記憶
第三章 児童養護施設での記憶
第四章 知的障害者通所授産施設での記憶
第五章 雑記
創作紙芝居:あかいマフラー
児童福祉 考察トップ→伝えたい記憶→第二章韓国での記憶→共感と実行性
の内容を紙芝居にしました。
舞台は、韓国の児童福祉施設ですが、きっと、戦後の日本でも同じようなことが起きていたでしょうね。